建築士コラム

建築とデザイン

海老澤 一晃

社内勉強会で専門性の高い組織づくりを目指す

強い組織づくり・仕組みづくりのためには、社員の成長は欠かせません。
特に意匠設計と呼ばれる分野の建築士においては、デザインの知識だけではなく、構造設計・設備設計・工事監理の知識、コミュニケーション能力が無くては、お客様の満足度が高い建築を提供することは出来ません。
ラフトでは、そういった社員の成長をサポートできる仕組みづくりとして、社内勉強会・Schooのオンライン研修を積極的に行っています。
今回は社内勉強会についてのご紹介です。
勉強会は2018年からスタートし、様々な内容を企画してきました。

第1回:木造の伝統工法
第2回:アルミサッシ・ガラス
第3回:やさしい構造設計
第4回:防水工事
第5回:木建工事
第6回:塗装工事
第7回:ガラス工事
第8回:整理整頓
第9回:プレカット工事
第10回:断熱工事
第11回:仮設工事
第12回:構造別工事監理における留意点
講師は各分野の知識に長けた方に依頼します。工事でお世話になった施工業者の社長様の場合もありますが、時にはラフトのチーフが講師を務めることもあります。開催スタイルも様々で、勉強会スタート時には関係者50名程度が一堂に会して集まり開催していましたが、コロナ禍には感染リスクを考慮し、講師と数名の受講者で開催した勉強会を動画で撮影&YouTube配信する等、学びの機会を絶やさない取り組みを続けています。
ZOOMで開催した勉強会を全スタッフに配信
コロナウイルスの感染リスクも低減してきたこともあり、3階の事務所スペースとは別に新しく増床した6階のミーティングルームにて福祉施設の浴室で利用される福祉浴槽用リフトキャリー実機勉強会を行いました。メーカー様のご協力のもと、普段触ることの出来ない実機のリフトキャリーを身体で体験することにより、福祉施設設計の造詣を深める良い機会でした。
勉強会を録画・配信して来年度の新入社員も共有できる取り組み
次回は照明メーカーと企画している間接照明の勉強会を行う予定です。これからも継続して学びの機会を増やし、専門性の高い組織づくりを目指そうと思います。

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