建築士コラム

ラフトビト

スタッフ

仕事の速さ、それも「ラフト品質」
チームの力を結集し目指す揺るぎない品質、
革新的なスピードという提供価値

「スピードで他社に負けない」それがラフト品質
秋田:水口さんは創業時からのメンバーですよね。意匠・設備・構造の一貫体制というのは、その当時からなんですか?

水口:いえ、あの当時は設備設計ができる人間はいなくて、基本的に私ともう1人の意匠設計担当で対応していましたね。その後、構造設計ができる人が入社してからは、設備まで自社でやるか外注するかを判断してもらうという形になりました。

谷口:設備設計の人材を確保するのは本当に大変ですよね。

水口:でも、あの当時すでに代表の中では「意匠・設備・構造を自社で完結できるようにする」という今のラフトのビジョンが出来上がっていたんです。

秋田:今ではそれが実現していて、僕たちが誇れることの1つになっていますよね。すべてを自社で責任をもって行うというのは、ラフトがお客様に提供できる価値だと思います。

谷口:それとスピード感も。

秋田:確かに。とにかく発注があってから工事がスタートするまでの速さには自信があります。早い段階で設計を把握できるとお客様にも喜んでいただけますし、どのチームもその速さが「ラフト品質」だという自負を持って取り組んでいると思います。

楠本:まだ入社して間もないメンバーは戸惑うことも多いと思いますが、成長してしっかりついてきてほしいですね。
写真左:施設設計室チーフ 水口 真希|写真右:施設設計室チーフ 秋田 祥希
4つのチーム全てのメンバーの力を合わせて、最高の品質を追求
水口:チームの垣根を越えて相談しやすい、というのも当社の特徴だと思います。チーフ同士だけでなく、メンバーも他のチームによく相談に行っています。

楠本:私のチームは若手社員が多いので、他のチームに相談に行くときは私が付き添うこともありますよ。

秋田:優しいですね(笑)。そうやって日頃からチーム間で活発に意見を言える関係をつくっておくのは大切です。私たち意匠設計は、自分たち以外のチームにも図面を共有して、全員でチェックする体制をとっていますから。

谷口:そうですね。全員に赤入れされて、手元に戻ってきたときの図面は真っ赤、なんてことも珍しくありません(笑)。でも、やっぱりこういうチェック体制をつくって良かったと思います。

水口:図面はどうしても人によって描き方も精度も違います。でも社内でバラバラという状態は何とか改善したかった、というのが今のチェック体制を導入した理由ですね。それにチーフ全員が目を通せば、それぞれの経験に基づいて問題になりそうな箇所を漏らさずチェックできます。結局のところ、図面がしっかりできていないと困るのは現場なんですよ。申請が通らなくて建物が建たないなんてことになったら、それこそ大変。だから赤入れされて真っ赤な図面が返ってきたら、素直に「もっと頑張らないと」と捉えて成長の糧にしてほしいです。

秋田:図面チェックをしていると、若手社員の成長ぶりも手に取るようにわかりますよね。

楠本:わかります。最初は全然何もできなかった新人が、半年もすると図面が描けるようになっていて嬉しくなります。

水口:それでも難しい案件などでは、緊急で招集がかかることもありますよね(笑)。

楠本:そういったケースでもチームを横断して協力できるからこそ、解決策を見いだせるのでしょうね(笑)
写真左:施設設計室チーフ 楠本 正顕|写真右:施設設計室チーフ 谷口 友佳子
4人のチーフが抱く仕事への想いと、「未来のラフト」のビジョン
水口:秋田さんは意匠設計として「ここは誰にも負けない」というものを挙げるとしたら何ですか?

秋田:僕はあえて言うなら「設計の何でも屋」ですかね。色々なジャンルを経験してきたという自負はあるので、お客様から尋ねられたことにはひと通り答えが出せると思います。

水口:幅広い知識を持っていることは、お客様にも喜んでもらえますよね。

秋田:はい。ですから、僕の今後の目標は「全ジャンル制覇」です。

谷口:私はお客様にご提案するときに、「夢を見てもらうこと」を意識しています。どんな案件も、お互いにワクワクした気持ちでスタートを切りたいと思うんです。お客様に夢のあるイメージを持ってもらえるような、そんな会話とプレゼンを大切にしています。

楠本:私は若手社員が多いチームを統括しているので、とにかく後進を育てたいという思いがあります。厳しい仕事ですから、自分の周りを見回しても9割近く挫折していってしまう。だからこそ、この仕事が本当に好きだと思って頑張っている若手を大切にしたいです。

秋田:僕は自分のチームの若手社員には「とにかく楽しんで仕事してほしい」と思ってますね。僕がよく言うのは「会社には早く来て、早く帰れ」ってことです。その代わりベストなコンディションで良い仕事をしよう!って話してます。

水口:私は創業メンバーなので、そうやって後輩がどんどん育って、みんながラフトでイキイキと楽しそうに働いているのを見ると嬉しくなりますね。あとはもう私が必要ないっていうくらい、組織として成長してくれたらいいですね。私の将来の目標は、もっとのんびりすること(笑)。

秋田:水口さんがそうできるように、みんなで頑張りますよ(笑)

OTHER COLUMN

プロジェクトの足跡

建築士角南 公淑

竣工写真

建築とデザイン

建築士水口 真希

『窓』のデザイン

ラフトビト

建築士スタッフ

コロナ禍以降の医療・福祉施設のつくり方

建築士コラム一覧に戻る

RAFT 株式会社ラフト