建築士コラム

建築とデザイン

松永 康宏

隙間時間の活用方法

最近、iPad Airを購入し仕事に使っています。ある面ではノートパソコン以上の価値を感じています。

私は今までB5サイズのシステム手帳を使っていました。この手帳で打合せの予定や作業のタイムスケジュールまで一元管理していました。20年間愛用していた手帳には様々な思い出がつまっており、手帳からiPad Airに移行するのに抵抗感はありました。
しかし、スタッフからの勧めもあり、手帳からiPad Airへの移行を試してみました。

私が使っている主なアプリはグッドノートとグーグルカレンダーです。グッドノートで図面に備忘録を記入し、グーグルカレンダーでスケジュール管理しています。グッドノートは紙と鉛筆がiPadになったような感覚で、ストレスなく図面に描き込むことができます。
スケジュール管理は手書きで行っていたので、30分単位で業務を管理していました。スケジュールの入れ替えが発生した際には、消しゴムを使いアナログな修正が発生します。

iPad Airのグーグルカレンダーで入力することで、より細かな時間管理が容易にできるようになりました。私が感じるグーグルカレンダーを使った効果は以下になります。

 ・外部の方との打合せ時間は10分単位で管理
 ・社内のミーティング時間は5分単位で管理
 ・個人作業は5分単位で管理
 ・タイムマネージメントの作業の入れ替えが容易
 ・差し込み業務に対応しやすい

今までと変わらない時間ですが、最近はより密度の濃い時間を過ごせていると実感します。

タイムマネージメントを使い仕事をしていると、隙間のような10分の使い方を悩むことがあります。例えば外出先の打合せと打合せ隙間。作業と作業の隙間。以前はあまり気にしないでいた隙間時間です。わずか10分、今まで過ぎ去っていた時間が新たに生まれたような感覚です。

隙間時間を沢山繋ぐことで長い時間に変換させ、価値あるデザインを生み出す時間にしていきたいと思います。

OTHER COLUMN

代表の想い

建築士松永 康宏

設計集団が考える「意匠設計 -デザイン-」とは

代表の想い

建築士松永 康宏

会社の成長段階に合った組織づくり

建築とデザイン

建築士水口 真希

働き方いろいろ

建築士コラム一覧に戻る

RAFT 株式会社ラフト