建築士コラム

代表の想い

松永 康宏

「デザインビルド」の重要性とは

コストパフォーマンスが求められる時代に
デザインビルド(設計施工一括方式)とは、従来の「設計・施工」とは異なり、設計段階で施工も考えベストアンサーを提案することです。

東京オリンピックが開催された国立競技場は大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所が取組んだデザインビルドであったからこそ、期日内に完成した建物です。
それは、必要なところに必要なコストをかけるということ。ひと昔前は見えない裏側まで大切にデザインしコストをかけることが建築の美徳とされていました。
しかし、人件費や材料代が高騰している今の時代、コストパフォーマンスの高い建物が求められるようになりました。また、事業主の予定の期日に施工が行えるか、建設会社の現場管理が難しい時代となっています。
設計・デザインを部分的に横断的にサポート
ラフトではデザインビルドを多くの建設会社様や不動産会社様と取り組んでいます。
私たちには、設計の様々な業務を分割して提供できるという強みがあります。例えば、コンペの提案はもちろんのこと実施設計、確認申請と横断的に業務を行うことができます。
特徴的な取り組みとしては、建設会社様で自社に設計部がある場合、ボリュームプランは自社で計画され、コンセプトや外観・内観デザインのみをご協力させていただくこともあります。
すべてはプロジェクトを成功に導くために
ラフトでは企画設計の段階から基本設計・実施設計・確認申請・監理とすべての業務を高いレベルで部分的に提供することが可能です。

先日行われた、事業主が医療法人徳洲会様の『クリニック・サービス付き高齢者住宅新築工事』のコンペには約30社が参加しました。ある建設会社様の設計協力会社として参加させていただき、見事1等を獲ることができました。
建設会社様のコスト力や営業力はもちろんのこと、エンドユーザー様の本質をついたプランであったからこそ、当選することができたのではないかと思います。

私たちラフトは30名が在籍している設計事務所です。専門家集団が様々な視点をもってプロジェクトに関わります。
ご紹介したケースのように仕事を生み出すことができる設計事務所が、自社の設計部門に在るとイメージしていただけると良いかと思います。

企業様の要望に合わせて体制や関わり方を臨機応変に対応し、プロジェクトを成功に導くのが私たちラフトです。

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