建築士コラム

代表の想い

松永 康宏

多種多様な規模と用途への対応

ラフトでは戸建住宅・マンション・オフィス・工場・商業ビル・幼稚園・保育園・診療所と様々な用途の設計実績があります。

最近ではプレジャーボートの内装デザインも行いました。今では民間で手掛けるほとんどの用途の建築実績を有しています。
多種多様な用途の設計が可能になったのは、戦略的な要素と従業員の志を基軸に経営してきた結果と言えます。
制限をつくらない文化と社員の志で、手掛ける領域を広げていく
戦略的な要素は、Amazonなどのネットショップ特有のビジネスモデルであるロングテール戦略に近いかもしれません。
そして、従業員の志については、ラフトの事業領域を建物の用途で絞らず、それぞれのスタッフが取り組みたい設計に各自でチャレンジしてきた姿勢にあります。
また、中途採用で入社したスタッフにはそれぞれ実績のある仕事を依頼することで、これまでの仕事を深化し、デザイン性の高い建物となるように取り組んできました。

創業当時4人だったラフトは、現在30人の組織になり、ますますその領域を広げています。
そもそも、多種多様な用途を手掛ける文化は、私の経歴によるところが大きいかもしれません。過去に京都で勤めていた設計事務所では、ロードサイドの商業施設や郵便局、斎場など比較的小規模な民間の建物を設計してきました。
その後、西宮の設計事務所では、こだわりのある高級住宅を設計。東京では組織系の設計事務所で、5万平米を超える倉庫や1万平米を超えるオフィス兼商業施設を設計してきました。
多種多様な建物への対応は、強い組織と体制をつくってくれた
私が独立する前に、(株)ケイ・アイ・エスの創業者である阪本会長より「用途を1つに絞らないほうがいい」とアドバイスをいただきました。

コロナ禍では、ホテルや民泊マンションの需要が消滅し、ラフトも計画中のプロジェクトが6件ほど中断しました。しかし、様々な用途を手掛けてきたことで、他の建物の設計を受注することができ、この2年半の間に売上高を倍増することができました。
今、自分たちが不況にも強い体制であることを実感しています。
自ら掲げた事業理念に、少しずつ近づきはじめている
ラフトが掲げる事業コンセプト『& EXPERTS』はゼネコン様、デベロッパー様のパートナーとなることを目的としています。
良きパートナーになるためには、それらの企業様の先におられる、お客様に対応できる体制が必要になります。
従業員数も増えたことでスピーディに様々なオーダーに応えることができるようになりました。これからも「こんな設計はできないか?」と相談いただける心強いパートナーを目指していきます。

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